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整理整頓に役立てる

脳内整理

人は日々たくさんの情報を目や耳から入手します。


環境により違いはありますが、見たり聞いたりする情報量はさほど差がないのではないでしょうか。
 

物覚えや知識豊富な方はそれら情報をきちんと整理しており、必要な時に引き出しからその情報を出しやすくしているだけかもしれません。
 

せっかくたくさんの情報を日々手に入れているのですから、その情報を整理する事ができれば、ビジネスにおいても大きな武器になることは間違いありません。

孫子が【整理術】を語ったら

孫子の兵法は働く方々においても役立つバイブル

孫子の兵法とは約2500 年前(中国春秋時代)の孫武が唱えた兵法書。

その書が多くの経営者のバイブルとして愛読されています。
 

そもそも書には戦に勝つための武将のあるべき姿や戦術が書かれています。

ご存知、武田信玄の名言「風林火山」もそのひとつ。
戦国の時代から資本主義を中心とした経済時代に歴史は変化しても、
「戦に勝つ」「ビジネスに勝つ」双方基本的な考え方に共通点が多いこともあり、ビジネスの教本として2500 年の歴史を経て今もなお愛読されています。


兵法書は経営者が読むべき書として有名ですが、ビジネスマンやフリーターの方々にも役立つ事がたくさん記載されてます。
この書、その語をどう解釈するかはあなた次第。

 この言葉は、孫子の兵法の中でも兵勢的な論理として、多くのビジネスマンに知られています。


 一般的な解釈として、色の原則は黒・白・赤・黄・青だがその組み合わせ次第で無限に色が作れる。この例えから戦もいくつかの基礎戦術を整える事で、戦い方は無限大に広がるという意味なのです。それは、経営においても同じで、素晴らしい企業戦略もいくつかの基礎戦術を整えればその組み合わせであらゆる可能性が広がっていくという事です。


 色の原則といえばRGB3原則やCMYK4原則が今の時代の主流ですが、2500年も前にこの例えをした孫武の偉大さには驚きです。その考えは経営事だけに限らず、社会を生き抜く個人一人ひとりにも当てはまることではないでしょうか。


 またその論理を逆から考えることで、整理術等も身につけることができるのです。

 同じく兵法論の兵勢的な記述として有名な言葉。上の五色の後に続く名言で戦術の基本を奇正という考えで唱えています。


 ここでいう奇正とは、正は正攻法的な戦術。逆に奇とは誰もが思いつかない奇襲的な戦術です。戦は一般的な正攻法と予期せぬ奇襲の組み合わせ次第で、さまざまな戦術ができるという意味です。そもそも奇の考え方自体が正の組み合わせなのかもしれませんが、そんなバラエティに溢れた戦い方を仕掛けられたら、相手はたまったものではありません。


 ただ五色の考え方と同じで、予測しにくい戦略もいくつかの戦術の組み合せであるということ。その本質を分析し、紐解いていけば複雑なことも、意外と簡単な事の組み合わせなのかもしれません。


 戦いには、必ず相手がいます。もちろん社会にもさまざまな相手がいるのです。

物事の本質(素材)から整理してみる方法

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